檜(ヒノキ)による花粉症
ヒノキの花粉は、春の花粉症の原因物質の一つです。
スギ花粉の飛散時期が2〜4月であるのに対して、ヒノキ花粉は3〜5月です。スギ花粉がピークを過ぎた頃から飛散量が増え、5月下旬頃まで飛び続けます。
スギ花粉飛散のピークを過ぎたのに花粉症が治まらないという人は、ヒノキにも反応している可能性があります。スギ花粉とヒノキ花粉は構造が非常に似ているため、体内の免疫システムが両方の花粉の違いを判断できず、どちらにも反応してしまう交叉(こうさ)という現象が起こりやすいのです。
そのため、スギ花粉症患者の8割がヒノキ花粉にも反応し、長期間花粉症を発症してしまうというデータがあります。このことから、「スギ・ヒノキ花粉症」と呼ぶべきという意見も出されています。
ヒノキによる花粉症の症状は、上記のことからもスギ花粉症とほぼ同じです。くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状のほかに、喉の症状が強いという特徴があります。
花粉症による鼻水は、風邪と違って水のようにサラサラしているため喉に流れ落ちやすく、喉がイガイガしたり咳や痰が出たりするほか、まれに気管支炎を併発する例も見られます。また、ヒノキ花粉はトマトとも交叉しやすく、トマトを食べると喉や口中にかゆみや刺激感を生じることもありますから注意が必要です。
ヒノキ花粉はその年によって飛散量が異なりますが、スギ花粉と同様になる傾向が見られます。スギ花粉の飛散量が多い年にはヒノキ花粉も多いと予測できますので、花粉情報を参考にヒノキ花粉が飛び始める1〜2週間前からマスクをつけるなど、予防に努めることを心がけるべきでしょう。
体に負担をかけない花粉対策をしよう

花粉シーズン中、ずっと鼻炎薬を飲み続けると体に大きな負担がかかります。特に運転をする人は副作用に注意が必要です。
できる限り薬に頼らず、体に優しいハーブ配合のサプリメントを飲んで花粉症の症状を緩和しましょう。
